ことばのリボン「想いをのせる」

今週1週間も、お疲れ様でした。 昨年の12月まで毎週金曜にお届けしていた「ことばのリボン」は 5月から電子書籍化したものより1編ずつ ご紹介することで再開しました。 月に一度は、新しく言葉を綴ることにしています。 それが、今日でございます。 今、ページを開きたい気持ちをぐっと抑えて、 表紙を眺めている本があります。 小川糸さんの「ツバキ文具店」です。 今、NHKで放送しているドラマの原作です。 鎌倉の文具店を舞台に、手紙の代筆を行う「代書屋」という仕事を 先代から受け継いだ女の子の日常が描かれています。 今となっては、代書どころか手紙を書くことも少なくなってきました。 と言うより、残念ながら全く書きません。 けれど、このドラマを見ていると無性に手紙を書きたくなるのです。 あの時、本当は言いたかったこと。 ずっと心に残っていて、謝りたかったこと。 素直になれなくて、いつも濁してしまっていること……。 忙しいというのは、ただのエクスキューズなんです。きっと。 TVやネットに費やす時間を、ほんの少し減らせば 手紙を書く時間は作れるはず。 面と向かってではなく、電話やメールでもなく手紙で伝えること。 伝えたい想いを、 吟味して選んだ便箋とペンでしたためる。 その人を想いながら、ゆっくりと丁寧に。 そんな時間を、これからは作っていこうと思っています。 さて、電子書籍を出版したご報告も兼ねて、 皆様とお会い出来る機会をと考えています。 詳細は、また後日。どうぞお楽しみに。 良い週末を!

桜の季節

桜の季節は、あっという間です。 お花見できなかった皆さんへ。 遅ればせながら、桜をプレゼントです。

ことばのリボンKindle「柔らかくて強いということ」

大学を卒業してから5年ほど仕事をしていた山形県へ行ってきました。 私の礎いしずえを築いた場所であり、第二の故郷・山形。 若気の至りの連続で、思い出すと恥ずかしいのですが、 その経験があったからこそ、「感謝する気持ち」を 大切に出来ているかもしれません。 久しぶりの山形の夜、 大好きな先輩二人と「女子会」をしました。 仕事終わりでクタクタなはずなのに、 先輩たちはとびっきりの笑顔と心に響く言葉のかけらを、 沢山プレゼントしてくれました。 私が普段感じていることと、 同じような想いをもって仕事をしているのも分かり、 嬉しくてたまりませんでした。 作り物の言葉や行動じゃない。 ちゃんと自分の根っこがしっかりしている。 そして時には、色々な声に耳を傾けて、そよぐことも出来る。 だからこそ、美しい花になれるのだと思います。 柔らかさと強さを兼ね備えた女性は、私の理想です。 苦しく辛い経験をしてきたからこそ伝えられる言葉がある。 それを、1ミリも無駄にせず届けたい。 彼女たちとの再会を経て、改めて心に誓ったのでした。

ことばのリボンKindle「運命」

ふくしまFMの局アナ時代にお世話になった、とあるお店の方。 いつも輝いていて自然体の素敵な女性です。 その方とお話して感じた「運命」という言葉。 運命って、何となく確定的なニュアンスもあるけれど、 私はその「事実」をきちんと受け止めていくことが 未来を切り開いていくのに必要な気がしています。 悲しいことや寂しいこと。 時に、心が折れてしまうような辛いことも受け止める。 そうすると、その後にやってくる喜びや感動が より深みを増していくような気がするのです。 震災という経験も、多くの人たちの心に何かを残しています。 前向きにとらえられるほど、ポジティブな時ばかりではないけれど、 それでもあの時の記憶は、経験したからこその「生きる糧」だと思うのです。 全ての出来事には、必ず意味がある。 そう思うと、「運命」は自分が作っている感覚になりませんか? 自分の選んだ道が、あなたの運命を決めている。 その選択に自信を持って、進んでいきたいですね。

ことばのリボンKindle「この日」

今月から、ことばのリボンを再開します。 4月に電子書籍化されたものから毎週1編ずつ紹介し、 月に一度、新しくことばを綴る予定です。 どうぞお楽しみに。 ********************************** 「3月11日」という日を毎年迎えるたびに、 きっと皆が、何かを想うのですね。 「あの時間」と、ほぼ同じ時間の今日の空。 揺らめく雲が、少し胸をざわつかせます。 3月に入ってから、一日一日が何だかスローテンポに感じていました。 でも、やることは山のようにあって。 全く心が追いついていない状態です。 震災が起きてからの数ヶ月、リピートして聴いていたCDを 久しぶりに部屋で流してみました。 すると色々なことが蘇ってきます。 あの時。 ただひたすら、 避難所や給水場所の地名を伝え続けた震災後の数週間。 自分の言葉が無力に感じて、賑やかなテレビはもちろん、 やわらかな音楽でさえ受け入れられませんでした。 あれからの私は、何か変わったのかな。 ちゃんと何かを届けることが出来ているのかな。 目に見えないものばかりを饒舌じょうぜつに語ることで、 誰かを傷つけていないかな。 不安になることも、いっぱいあります。 それでも。 それでも、胸をざわつかせる空だって、 時の流れとともに澄みきった青色や、 一面を紅く染めるまぶしい朝焼け、 穏やかな光に包まれた夕暮れになる。 世界は、煌きらめいて、美しいもので溢れている。 人はあたたかい生きものだし、 言葉や音楽も、大きなちからになる。 そう信じて、自分の道を歩んでいます。 間違ったり、迷ったりすることも沢山あるけれど、 それでも私は生ま

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