

ことばのリボン「こもれび」
今週も皆様、お疲れ様でした。 FMでの番組改編もあり、 皆様にはご迷惑をおかけすることも あるかと思いますが、 引き続き、宜しくお願い致します! さて、怒涛の9月も間もなく終わります。 夏の名残を感じる瞬間もありつつ、 全力疾走した気分です。 そんな中、 車移動が多いので、仕事終わりに ふらりと心が赴くままに 出かけることがあります。 この日も、緑がまだまだ濃く、 残暑と呼ぶにふさわしい日差しを くぐり抜けてお店に滑り込みセーフ。 大好きなコーヒーと、一目惚れのケーキ。ゆっくりと味わう幸せな時間です。 深く深く呼吸をして、美味しい幸福をかみしめるひととき。 きちんと、 生きていきたいなと思います。 忙しさに飲み込まれて、余裕がないこともあるけれど、 それでも、 毎日、ささやかなことに幸せを感じる単純な自分を愛しながら、 頑張ろうって思います。 キラキラと輝く木漏れ日のように、小さく輝く自分だけの幸せを いつまでも大切に、忘れずに。


ことばのリボンKindle「一瞬の美しさ」
4月に出版した電子書籍からの紹介です。 ++++++++++++++++++++++ ある晴れた平日の早朝。 福島県内・桜を楽しむドライブへ行ってきました。郡山市の五百淵(ごひゃくぶち)公園、 笹原川(ささはらがわ)の千本桜(せんぼんざくら)、 須賀川市の翠ヶ丘(みどりがおか)公園、 釈迦堂川(しゃかどうがわ)、 越久(おっきゅう)の枝垂(しだ)れ桜……。 一日でこんなに巡るのは、初めてかもしれません。 それぞれに風情があり、 可憐で、美しくて、はかない。 毎年見ているのに、どうしてこんなにも 心がときめくのでしょう。不思議ですね。 春という季節の、ほんのわずかな時間。 咲き始めから心を奪われ、 満開の頃にはうっとりと酔いしれる。 道を少しずつ変えながら、 桜が見える場所を通り家へ帰るのが春の恒例です。 普段は持たない重たいカメラを持ち歩いたりして 楽しんでいます。 こんなにも人を夢中にさせるのは、 「桜フェロモン」のせいでしょうか。 一瞬の美しさ・輝きのために、桜の木も頑張っています。 一つの花を咲かせるために多くの試練を乗り越えているのですよ


ことばのリボンKindle「原点」
4月に出版した電子書籍からの記事です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 久しぶりのラジオ局。朝の生放送をしてきました。 マイクの前の風景。時間を見る感覚。ヘッドホンの重み。 些細(ささい)なことに喜びを感じながらの放送でした。 ふくしまFMを卒業してからの半年間、 局アナでは出来ないことを経験させて頂きました。 もちろんFM局のアナウンサーだったからこそのお仕事も、沢山あります。 そして、思いました。 「私の原点は、ここだ」と。 言葉を大切にすること。 耳から届く「気持ち」。 五感(六感)に響くもの。 私を作っているのは、ラジオです。 「ただいま」と言える場所があるのは、 幸せなことですね。 さぁ背筋をしゃんと伸ばして、 新たな気持ちでスタートです。 帰る場所は、始まりの場所でもありました。 これからも「小野寺彰子」を宜しくお願いします。


ことばのリボンKindle「大事な場所」
毎週金曜日にお届けしている「ことばのリボン」 4月に出版した電子版より週替わりでお届けしています。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 人は、それぞれ大事な場所を求め続けるのかもしれません。 番組の準備で、半年ぶりにラジオ局に足を運ぶ日々。 心の奥から、嬉しさや喜びが湧き上がるような感覚を覚えます。 また先日は、取材でお世話になったカフェを貸し切って イベントを行いました。 改めて愛おしい場所だと実感するに十分な、 濃密な時間を過ごすことができました。 10年来の友人と共に、 珈琲や美味しいケーキを味わう空間も、 まさに「大事な場所」です。 みんなそれぞれ大事な場所を持っていて、 時に共有し合っている。 温かい空気に、ふんわりと包まれる感覚。 とても心地良くて、幸せです。 そんな大事な場所が、どんどん増えていく。 ……素敵だと思いませんか? 毎日、そんな喜びを いつも感じられる人でありたいですね。 皆さんの「大事な場所」は、 どこですか?


ことばのリボンKindle「人生をかける」
毎週金曜日にお届けしている「ことばのリボン」 4月に出版した電子書籍よりご紹介しています。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「Hot,Cool,Yours.」 そのテーマ通り、冬の感動を届けてくれたソチオリンピック。 出場している選手一人ひとりには、たくさんのドラマがあります。 想像を遥かに超える過酷なトレーニングや、葛藤・苦悩・挫折……。 メダルの有無よりも、ひたむきに戦う姿に胸を熱くしました。 スポーツが与えてくれる感動は、本当に素晴らしいものですよね。 トップレベルの戦いを目にしながら、勇気と生きるちからをもらいました。 4年に一度。 競技によっては、わずか1~2分で終わってしまう。 その一瞬に、人生を賭けるアスリート達。 努力を積み重ねた人は、とても美しいです。 人生を賭けて迎える時というのは、一体どんな気持ちなのでしょう。 人生をかける瞬間。 一生に一度は、誰しも経験するのかもしれませんね。 「成功するかどうか」よりも 「いかに輝けるか」が大切。 それが太陽をつかむくらい難しくても、 積み重ねる