ことばのリボン「清明のとき」
今週もお付き合いいただき、ありがとうございました。
県内の桜も見ごろを迎えたタイミングでの雨。・・・残念でしたね。
この日はドライブして、桜を楽しもうとカメラの準備も万端だったのに。
しばらくは仕事終わりの夕方以降、天気と光と格闘しながらの撮影になりそうです。
そんなガッカリした気持ちを盛り立ててくれたのが、郡山駅構内のお花です。
七十二候「さくらはじめてひらく」の文字とともに、
溢れんばかりの生命力を、天へと高く伸ばした見事な装飾。素敵~!!!
アフターDCの一環で、季節感を味わっていただくおもてなしです。
喜びって、どんな場所にもあるのだなぁと思いました。
もしもこの日が、雨ではなく晴れていたら。
満開の桜を撮影して、良い気分になっていたはずです。
でも駅に立ち寄ることはなく、この装飾を見逃してしまったかもしれない。
遅くまで車を運転して、ヘトヘトになっていたかもしれない。
雨だったから選択した結果です。
おかげで、美味しいランチに出会えて、お土産にタルトも買えました。
ゆっくりと夜を迎えられて、結果オーライの1日。
どちらがより幸せかどうかではなく。
幸せであることに、どれだけ気付けるかだと思うのです。
人生は世知辛いことが多いと感じてしまうけれど、
それだけじゃないことも、分かってる。
今、二十四節気では「清明」。
万物が清らかで生き生きと輝く季節です。
晴れの日も雨の日にも、零れ落ちそうな幸せを
決して見逃さぬよう、明るく過ごしていきましょう。
良い週末を!