ことばのリボン 「金盞香(きんせんか さく)」
今週もお付き合い頂き、ありがとうございました。
日に日に空気が冷たくなり、町の景色も変わってきていますね。
昨日は、生放送後のんびりとランチをして公園をお散歩してきました。
色付いた葉っぱが、風に吹かれてカラカラと落ちていきます。
静かな午後のひと時に、その音だけが耳に届いて。
何とも切ない気持ちになりました。
先日、色々な出来事が同時に起きて、大変な思いをしました。
時間が経てば、自然と片付いていくものですが、
こうも重なるのかと、少々心がくたびれてしまいました。
でも、こんなに大変な事が重なるのも、滅多にないなぁと
半ば諦めて、受け止めようとしている自分がいました。開き直りかな?笑
必死に抵抗したり、理不尽な状況に怒ることもあるのでしょうが、
その時、私の心は、そういう感情は必要ないと判断したようです。
マイナスな要素や、自分にとって嬉しくないニュースを受け止めるのは体力が必要です。
でもその先には、何か意味があるのだと信じること。
ここ最近は、割と出来ている気がします。もちろん全てじゃないですけれど。
色付いた紅葉が命を全うして土に還り、その土が新しい命を生み出すように。
どんな出来事でも、何かを生み出すエネルギーを秘めているのだと思いたいですね。
七十二候を見てみたら、立冬の末候「金盞香(きんせんか さく)とありました。
厳しい寒さの中に、キラリと希望を感じるときなのですね。
感情とリンクしているようで、嬉しくなりました。
良い週末を !